【完】シンアイ


昔は結衣ちゃんに1人で包丁を持たせるのが怖いほど危ない手つきで包丁を持っていたのに、今ではキャベツの千切りも包丁で出来るほど上手い

俺が包丁をまともに使えないから、どこからが普通なのか分からないけど

サラダを食べながら、途中で焼鳥を食べる
家事の何もかも結衣ちゃんがしてくれていて
結衣ちゃんが本当に俺といてもいいのか、今幸せなのか、俺だけが幸せを感じていて、結衣ちゃんは違う風に感じてはいないか、やっぱり不安になる

「信也さん、渡したいものあるんですけど」

「な・・・に?渡したいものって」

「ご飯がおわってから、渡しますね」

いつもより落ち着いたトーンと、俺と合わない目線
結婚して1年半、まさかこのタイミングで・・・?
俺は結衣ちゃんに振られるかもしれない