それ以降は、自分から性的なことに関してアクションを起こすことはなかった
人肌は安心する、でもそれ以上はない
「信也さんが何を考えているのかは知らないですけど、私はずっと信也さんと居ますよ」
抱き付いた手の上に結衣ちゃんも手を乗せてくれて、手を握る
左手の見慣れた指輪に思わず頬が緩む
俺達の中にある、数少ない見える繋がり
「ありがとう。ご飯食べるよ」
お茶の入ったマグカップを持って、ダイニングテーブルまで歩く
マグカップを料理の右側に置いて、上着だけ脱いで2つ折りにして椅子に掛ける
結衣ちゃんが座ったのを確認して、「いただきます」と声をかけてから箸をもった
