【完】シンアイ


「初めまして、宮脇信也と申します

ご挨拶が遅くなってしまい申し訳ございません」

「話は少しだけ聞いてます、上がってください」

来客用のスリッパを2足だして背を向けてリビングに戻っていく

「失礼します」

そっと信也さんに背中を押され、靴を脱いで出されたスリッパに足をいれる

そうだ、私この人が苦手なんだ
この目線が、雰囲気が・・・品定めしているような視線を感じて息苦しくなる

「志乃舞ケーキ買ってきたから、食べようか」

「じゃあ、コーヒーより紅茶のほうがいいですね」

「僕が用意するよ、座ってて」