今までこちらを向くことなく前だけを見ていた信也さんと初めて目が合う 横を向いて心配そうな顔で見られて、正直なんとも言えない気持ちになる 「確かに 、モヤモヤして気分はあまり良くなかったし辛かったけど それが柊さんと関係を切る理由にはならないかな 柊さんいい人だし、それに信也さん柊さん以外親しい友人いないだろうし」 「優しいな、結衣ちゃんは・・・」 諦めたように笑って、半分だけ吸った煙草を灰皿の上で消した後 信也さんは車のハンドルを握って車は地下駐車場から地上へゆっくりと走りだした