「結衣ちゃんが家にいる間も、ご飯のストックを作らせて何もかも和人に甘えてた
もし、これから指輪を買って受け取ってくれるなら、俺は和人と関係をきちんと切る
ご飯も結衣ちゃんにお願いする
全部一気にじゃないけれど、ちょっとずつでも和人から離れて自立する
結衣ちゃんからすれば思うところがあると思う
だから、嫌なら今のうちに言って欲しい
まだ、間に合うから」
もう一度煙草を口に咥えてから深呼吸をして煙を吸い込んだあと、タバコの火を灰皿の上で消す
沈黙が流れる車内
答えを出さない私に痺れを切らしたのか、信也さんはもう一度新しいタバコに火をつけて吸いはじめる
どういう言葉で伝えれば上手く気持ちを伝えれるのかがわからない
