【完】シンアイ



「お疲れさまです。宮脇です・・・

ああ、次の企画ですよね・・・それなら・・・」

先ほどの不機嫌さを感じさせないほどのトーンで電話に出て、そのまま話しながらオフィスを出て行く

「私は、自分の意思であの家に居ます

・・・できればそっとして欲しいです」

「そ・・・っか、了解」

ああ、この感覚は嫌な感じだ
色眼鏡と遠目で腫れ物を見るようなあの目線、気に喰わない

こうなるから、信也さんは関係を隠そうとしていたんだ