昼ご飯を食べて途中になっていた本を開いて読み直そうと思ったところで、滅多に着信のないスマートフォンが音を慣らす ディスプレイを見てすぐ電話に出て、すぐに耳に当てる 『結衣ちゃん、何してた?』 「本読んでました」 少し上がった声のトーン 会社内で会話をしているのか、周りの声が入って来ていてキーボードを打つ音が聞こえる 一応システムエンジニアなんだよなぁと思いながら、開いていた本に栞を挟んで本を閉じてソファーに寝転がる