ベッドに寝転がって丸まる彼に近づけば、やっぱり左耳から血が出ていて、透明のピアスは赤く染まっていた どうしようかと観察していると、いきなり手を引かれベッドの上に引き込まれる 虚ろな目で私を見て、抱き枕に抱きついて縋るように足を絡めて向かい合わせの状態でベッドに横になる 「ごめん、すこしだけこのままで居させて 何も、しないから」 「宮脇さん・・・あの」 「信也って呼んで、お願い 俺から、逃げないで」 「信也・・・さん」