【完】シンアイ


そっと頭を撫でて、ふんわりと笑う
知人の、子供

確かに間違いはないけど、なんでだろう
また胸がキュッとなって苦しい

「信也君と一緒にいるといい社会経験になるだろうね

いっぱい学びなさいお嬢さん、きっと君の役に立つ」

「はい」

「信也君、今度の仕様変更の件は年明けでいいかな」

「はい

予定通り8日で進めているので、またメールで詳細はお伝えします」

「わかった、あとはお願いするよ」

「ありがとうございます」と笑って返事をして頭を下げた宮脇さんに対して、柊さんがため息混じりに声をかける

「信也、ちょっと上で仕事してて」

「了解」