補足章
その1
真樹子
アハハハ…
まったく楽しいっての…
あの時と同じ、”ヒールズ”でまたこの5人が揃った
今日はまだ日が明るいけど、盛り上がってるわよ
「ハハハ…、久美、本気で信じてたんだ、それ…」
「そりゃそうですよ。真樹子先輩、スカートまくって、やけど跡を堂々と見せてたじゃないですか…。それ、リンチの跡だって、横田にどうしてくれるのよって…」
「あー、まあ、自分なりに名演技だったわ、アレ。横田もビビってたしね。でも、あれは他ならぬ麻衣さんに当ててもらった記念の印なのよ。それで二人は通じ合っちゃった…」
「おい、久美、こういうところを見習わなきゃダメだぞ。真樹子さんのプロ根性をな。そんでさあ…、もっと言うと真樹子さんに当てた傷、”双子”なんだよ、私とさ。見たいか?」
「え?ああ、見せてくれるんなら…」
久美は目をぱちくりだわ…(苦笑)
...
「よし、とくと見せてやるよ。じゃあ、カウンターの前に来いよ、みんな‥」
麻衣さんはそう言うと、カウンターの上に靴を履いたまま立ちあがり、腰を振ってスカートをゆっくりまくった
音楽は流れてないが、それはリズミカルに…
まるで、ストリッパーのようだわ
「真樹子さん、何してるのよ!一緒にここ、上んなさいよ」
はー?
この私にも”ストリーッパー”やれっての?
...
「わー、やだー!パンツの真ん中も丸見えよ、二人とも」
リエの奴、意外とノリがいいわ
長い髪を掻いて目がトロリとしてるし…
「どう?双子の火傷あと、見える?もっと近く寄んなさいよ、みんな」
麻衣さんはノリノリだわ…
ひょっとして、今日はもう”クスリ”やってんのかな…
「さあ、どうだ?みんな、しっかり見とけよ、私と真樹子さんの股の下10センチを。おお、もっとライトに向けるか。こっちかな…」
やれやれ、すっかりイカれてるわ、今日の麻衣さん…
まだ外は明るいってのに、だいぶ盛り上がっちゃったわ(苦笑)
「ハハハ…、とにかく今回の久美はよく着いてきたわ。抱きしめてやりたいくらいだったわよ(爆笑)」
「いえ、ホント必死でしたよ、私。中央公園の”あの時”には、アッという間にスーツ姿の男5人がすっと現れて、街燈で光ってるんですもん。ピカピカと。手にしてるものが…」
「久美、もしあのエロ男がかかってきたら、真っ赤な血が噴水状態だったぞ。それでも凝視できたか、お前」
麻衣さんは例の試験官のような口調で、久美に問いただした
「いやあ、どうですかね?真樹子さん…、私…」
久美のヤツ、すっかり私を防波堤にしてるよ(苦笑)
...
まあ、こういう身のもたれ具合が”才能”感じるってとこだけど(笑)
「ハハハ…、麻衣さん。コイツ、刃物とかって言ってるけど、あのエロ男にクギづけだったんだよ。ジーッと見てて。久美、タイプなのか、あんなのが?ハハハ…」
「そうなのか、久美…?」
「えっ?いや、よく覚えてないや…、はは‥」
うん?
ちょっと二人にぎこちない空気が漂ったかな?
「…まあ、とにもかくにも、あのカモシカ女をエサにして、最大限のショーを敢行したってことだよ。総勢20人超の大仕掛けでね」
「そうですよ!私なんか、その一部始終を目の当たりにして…。一生、忘れませんよ、真樹子さん。ありがとうございました」
「かわいいわね、この妹は!ちょっと、こっちにもっと寄りなさいよ!」
私は悪乗りして、久美の首に手を回してる
「ハハハ…、真樹子さん、いっそやっちゃえ!今ここで。私たちしっかり見物してるから!」
リエ、お前、真昼間からエロいって…
...
そんな私たちが”痴態”で騒いでるのを、祥子は冷めた目だ
さっきから…
腕組みして、つまらなそうな顔してる…
「祥子、今日アンタ、ひょっとして生理なの?」
「いや、全然…」
「なら、なんでそんなにシラケてんのよ?私らが大仕事を終えたってのに、気分、めちゃくちゃ盛り下げてんじゃん。何かある訳?」
私はストレートに突っかかったわ
私にしたって、メンツかけた大勝負だったし、今回は
そう、しかめっ面で冷や水掛けられたんじゃ、ちょっとね
その1
真樹子
アハハハ…
まったく楽しいっての…
あの時と同じ、”ヒールズ”でまたこの5人が揃った
今日はまだ日が明るいけど、盛り上がってるわよ
「ハハハ…、久美、本気で信じてたんだ、それ…」
「そりゃそうですよ。真樹子先輩、スカートまくって、やけど跡を堂々と見せてたじゃないですか…。それ、リンチの跡だって、横田にどうしてくれるのよって…」
「あー、まあ、自分なりに名演技だったわ、アレ。横田もビビってたしね。でも、あれは他ならぬ麻衣さんに当ててもらった記念の印なのよ。それで二人は通じ合っちゃった…」
「おい、久美、こういうところを見習わなきゃダメだぞ。真樹子さんのプロ根性をな。そんでさあ…、もっと言うと真樹子さんに当てた傷、”双子”なんだよ、私とさ。見たいか?」
「え?ああ、見せてくれるんなら…」
久美は目をぱちくりだわ…(苦笑)
...
「よし、とくと見せてやるよ。じゃあ、カウンターの前に来いよ、みんな‥」
麻衣さんはそう言うと、カウンターの上に靴を履いたまま立ちあがり、腰を振ってスカートをゆっくりまくった
音楽は流れてないが、それはリズミカルに…
まるで、ストリッパーのようだわ
「真樹子さん、何してるのよ!一緒にここ、上んなさいよ」
はー?
この私にも”ストリーッパー”やれっての?
...
「わー、やだー!パンツの真ん中も丸見えよ、二人とも」
リエの奴、意外とノリがいいわ
長い髪を掻いて目がトロリとしてるし…
「どう?双子の火傷あと、見える?もっと近く寄んなさいよ、みんな」
麻衣さんはノリノリだわ…
ひょっとして、今日はもう”クスリ”やってんのかな…
「さあ、どうだ?みんな、しっかり見とけよ、私と真樹子さんの股の下10センチを。おお、もっとライトに向けるか。こっちかな…」
やれやれ、すっかりイカれてるわ、今日の麻衣さん…
まだ外は明るいってのに、だいぶ盛り上がっちゃったわ(苦笑)
「ハハハ…、とにかく今回の久美はよく着いてきたわ。抱きしめてやりたいくらいだったわよ(爆笑)」
「いえ、ホント必死でしたよ、私。中央公園の”あの時”には、アッという間にスーツ姿の男5人がすっと現れて、街燈で光ってるんですもん。ピカピカと。手にしてるものが…」
「久美、もしあのエロ男がかかってきたら、真っ赤な血が噴水状態だったぞ。それでも凝視できたか、お前」
麻衣さんは例の試験官のような口調で、久美に問いただした
「いやあ、どうですかね?真樹子さん…、私…」
久美のヤツ、すっかり私を防波堤にしてるよ(苦笑)
...
まあ、こういう身のもたれ具合が”才能”感じるってとこだけど(笑)
「ハハハ…、麻衣さん。コイツ、刃物とかって言ってるけど、あのエロ男にクギづけだったんだよ。ジーッと見てて。久美、タイプなのか、あんなのが?ハハハ…」
「そうなのか、久美…?」
「えっ?いや、よく覚えてないや…、はは‥」
うん?
ちょっと二人にぎこちない空気が漂ったかな?
「…まあ、とにもかくにも、あのカモシカ女をエサにして、最大限のショーを敢行したってことだよ。総勢20人超の大仕掛けでね」
「そうですよ!私なんか、その一部始終を目の当たりにして…。一生、忘れませんよ、真樹子さん。ありがとうございました」
「かわいいわね、この妹は!ちょっと、こっちにもっと寄りなさいよ!」
私は悪乗りして、久美の首に手を回してる
「ハハハ…、真樹子さん、いっそやっちゃえ!今ここで。私たちしっかり見物してるから!」
リエ、お前、真昼間からエロいって…
...
そんな私たちが”痴態”で騒いでるのを、祥子は冷めた目だ
さっきから…
腕組みして、つまらなそうな顔してる…
「祥子、今日アンタ、ひょっとして生理なの?」
「いや、全然…」
「なら、なんでそんなにシラケてんのよ?私らが大仕事を終えたってのに、気分、めちゃくちゃ盛り下げてんじゃん。何かある訳?」
私はストレートに突っかかったわ
私にしたって、メンツかけた大勝負だったし、今回は
そう、しかめっ面で冷や水掛けられたんじゃ、ちょっとね



