強引な年下イケメンに溺愛されて恋がはじまりました。

彼のことをまだまだ知らないことだらけだけど、知ってるところ全部が好きで。


たぶん、これから知っていくことも全部好きになるような気がした。


恋ってどういうものかまだまだ分からないことだらけだけど。


私にとって彼がほかの誰よりも特別なことだけはわかったから。


「あ、あの今すぐじゃなくてもいいからそのうちキスしたいです」


彼が緊張しながらおずおずとお願いしてくる。


「え?今でもいいよ」


それに対して軽くオッケーしてる私。


昨日までの私が見たら卒倒するかもしれないな。


「あ、いや、うん、でも」


吉野くんから言い出したくせに顔を真っ赤にしてしどろもどろ。


「フフ」


「あはは」


顔を見合わせるとなんだか二人とも可笑しくなってまた強く抱きあっていた。


彼の胸の鼓動が早くなるのを感じながら。


幸せに包まれているみたいに心地いい。


強引な年下イケメンに溺愛されてすっごく戸惑っていたけれど。


こうして私たちの恋は始まりました。



FIN