テレビを消そうとしてリモコンを持ったところで、思わず大きな声を出してしまった。画面にまた一機、何処かに墜落している画像が映し出されていた。
立て続けに、さっきから何機の飛行機が?
椅子に座って、天井を見上げた。
ミレニアム……。せっかく21世紀を迎えたのに、この世紀末のような地獄絵はいったい……。
翌朝、30分早く出社するようにと言われたが、結局、昨夜は一睡も出来ずにテレビに見入っていて、そのまま朝を迎えてしまったので、指定された出社時間より1時間以上早く事務所に着いた。
しかし、もうすでにたくさんの人が出社していて、その中にはまゆみの姿もあった。
「陽子! おはよう」
「まゆみ。おはよう」
「大丈夫? 顔色悪いよ?」
「うん。大丈夫。それより……」
「よく聞いてね、陽子」
まゆみ?
「ハイブリッジは、無事よ」
「まゆみ。それ、本当?」
「こんな場面で、嘘つく馬鹿は居ないって」
「良かった……」
高橋さん。
「本当に、良かった」
昨日の夜から、初めてスッキリと呼吸が出来たような気がした。
「良かったよ。ニューヨーク支店から昨日のうちに連絡が海外事業部に入ったらしくて、支店の社員は全員無事だそうよ」
「ああ、良かった」
「現地が混乱してるから、なかなか電話も通じなくなってるみたい。それじゃ、戻るね」
「うん。ありがとう」
良かった。
立て続けに、さっきから何機の飛行機が?
椅子に座って、天井を見上げた。
ミレニアム……。せっかく21世紀を迎えたのに、この世紀末のような地獄絵はいったい……。
翌朝、30分早く出社するようにと言われたが、結局、昨夜は一睡も出来ずにテレビに見入っていて、そのまま朝を迎えてしまったので、指定された出社時間より1時間以上早く事務所に着いた。
しかし、もうすでにたくさんの人が出社していて、その中にはまゆみの姿もあった。
「陽子! おはよう」
「まゆみ。おはよう」
「大丈夫? 顔色悪いよ?」
「うん。大丈夫。それより……」
「よく聞いてね、陽子」
まゆみ?
「ハイブリッジは、無事よ」
「まゆみ。それ、本当?」
「こんな場面で、嘘つく馬鹿は居ないって」
「良かった……」
高橋さん。
「本当に、良かった」
昨日の夜から、初めてスッキリと呼吸が出来たような気がした。
「良かったよ。ニューヨーク支店から昨日のうちに連絡が海外事業部に入ったらしくて、支店の社員は全員無事だそうよ」
「ああ、良かった」
「現地が混乱してるから、なかなか電話も通じなくなってるみたい。それじゃ、戻るね」
「うん。ありがとう」
良かった。

