「俺、次は必ず変わるよ。実桜を大切にする」
「うん・・・・・・」
結局、私たちはそのままよりを戻すことになった。
それからは以前の問題も解決できたように感じたが、私の留学が近づいてくるにつれ亮太の私への思いは遠ざかっていくように感じた。
ーーー
「実桜、亮太くんだけど何かあるかもよ」
「え・・・?」
よりを戻してまた三ヶ月ほどが経った頃だった。
私と亮太は一度別れてからサークルに行かなくなっていたが、歌織は続けて活動に参加していた。
「あのね、ハナミさんから聞いたんだけど。見て、これ」
「ん?」
そう言って歌織はSNSのアカウントを見せてきた。
ユーザー名に亮太の誕生日が入っている。
「なに? これ」
「亮太くんの裏アカだって」
「え・・・?」
歌織の見せてきたアカウントの投稿は衝撃的なものだった。
『元カノが忘れられない』
その言葉と一緒に、私ではない女の子の後ろ姿が載っていた。



