たった一人、君に恋して



 私が困っているところを見たり、わざと怒るようなことを言うのを楽しんでいるのだ。


 観覧車に乗っている時間はあっという間だった。


 頂上に着くと、私たちは顔を見合わせて笑っただけだったが、下に着くまでずっと楽しく話をしていた。


 たまに、亮太の過去を考えてしまったりしてつらいことがあったが、一緒にいる時は本当に幸せだった。

 
 でも、そんな幸せは長くは続かなかった。


 付き合って3ヶ月が経った頃、私は別れ話を持ちかけられたのだ。