入学式も無事に終わりゾロゾロとクラスメイトが教室を出て行く。私も皆んなに続いて帰宅しようと席を立った時、1人の女子生徒が近づいてきた。
高校生とは思えないくらいバッチリメイクに短めのスカート丈で垢抜けてる。
うわぁ〜みんなおしゃれだなぁ。
1人感心してると、一際目立つモデルのような華奢で可愛らしい女子がポケットから白いレースがあしらわれたピンクのハンカチを差し出してきた。
「あの…濡れてるけど大丈夫?」
少し高い声でおっとりした口調が更に女の子らしさを加速させれる。女子の私でもちょっとキュンとしちゃう。
ありがとう。そう言ってハンカチを受け取った。
結局窓際の席でも完全に制服が乾くことはなかった。
けど、またクラスメイトとお近づきになれたし、結果的にラッキーじゃん!
「私は柚。宜しくね。このハンカチ洗って返すね!」
「私は花凛(カリン)。花凛って呼んでね。」
花凛ちゃんは自己紹介した後、何か言いたそうにモジモジとする。
「どうかした??」
すると花凛ちゃんは少し頬を赤ながら、口を開いた。
「…柚ちゃんは、ふ、藤原くんと須崎くんとは…仲良いの??」
遠慮がちに聞く姿もまた可愛らしい。と思うのと同時に、2人のことが聞きたくて話しかけたんだと悟ってしまう。
高校生とは思えないくらいバッチリメイクに短めのスカート丈で垢抜けてる。
うわぁ〜みんなおしゃれだなぁ。
1人感心してると、一際目立つモデルのような華奢で可愛らしい女子がポケットから白いレースがあしらわれたピンクのハンカチを差し出してきた。
「あの…濡れてるけど大丈夫?」
少し高い声でおっとりした口調が更に女の子らしさを加速させれる。女子の私でもちょっとキュンとしちゃう。
ありがとう。そう言ってハンカチを受け取った。
結局窓際の席でも完全に制服が乾くことはなかった。
けど、またクラスメイトとお近づきになれたし、結果的にラッキーじゃん!
「私は柚。宜しくね。このハンカチ洗って返すね!」
「私は花凛(カリン)。花凛って呼んでね。」
花凛ちゃんは自己紹介した後、何か言いたそうにモジモジとする。
「どうかした??」
すると花凛ちゃんは少し頬を赤ながら、口を開いた。
「…柚ちゃんは、ふ、藤原くんと須崎くんとは…仲良いの??」
遠慮がちに聞く姿もまた可愛らしい。と思うのと同時に、2人のことが聞きたくて話しかけたんだと悟ってしまう。
