よかった。 誤解解けた。 しかも、明日ゆっくり話ができる。 神様感謝!! 「って、俺の鞄は!?」 「はい、」 視界に現れた鞄。 「…ありがとう。」 「誤解、解けたみたいだね。」 2人並んで歩く。 「まあね。詳しい話は明日することになったんだ。」 笑顔で夏子を見る、 眉を寄せて不機嫌そうな夏子。 「累が彼しかいないって言ったから仕方なくなんだから。……あたしはまだなっとくいかない。」 「なんで?千村すーっげえ絵になるじゃん。しかも声もいいし!」 「………千村謙がやると思えないもん。」