「志奈、僕こっちが食べたい」
「うん!良いよ!じゃあ、キッチン少し借りるね」
どうやら、買ってきたケーキはフシアの好みに刺さったらしい。
一緒にキッチンまで行き、フシアは隣で紅茶の準備をし始めていた。
いつも通り、食器棚からケーキ用のお皿を取ろうとしたところで、ふと手が止まる。
「ねぇ、また食器増えてる?こんなに、ある必要あるの?」
前まで食器棚半分も埋まってなかった食器が今ではほぼ、あまり初めていることに違和感を感じる。フシアは一人暮らしだし滅多にお客さんが来るところを見たことがない。
それなのに、果たしてこんなに食器は必要だろうか。
「ん?んー、これから使うんだよ」
「これからって‥いつ使うの?」
「秘密」
まただ。最近口癖になりつつある、「秘密」という言葉。
前までだったら、自由に出入りできていた部屋も最近は鍵が掛かってる部屋が多く、聞いてみれば、「秘密」と楽しいそうに言っていた。
詳しく聞こうとしても答えてくれず、最近モヤモヤしてばかりだ。
「うん!良いよ!じゃあ、キッチン少し借りるね」
どうやら、買ってきたケーキはフシアの好みに刺さったらしい。
一緒にキッチンまで行き、フシアは隣で紅茶の準備をし始めていた。
いつも通り、食器棚からケーキ用のお皿を取ろうとしたところで、ふと手が止まる。
「ねぇ、また食器増えてる?こんなに、ある必要あるの?」
前まで食器棚半分も埋まってなかった食器が今ではほぼ、あまり初めていることに違和感を感じる。フシアは一人暮らしだし滅多にお客さんが来るところを見たことがない。
それなのに、果たしてこんなに食器は必要だろうか。
「ん?んー、これから使うんだよ」
「これからって‥いつ使うの?」
「秘密」
まただ。最近口癖になりつつある、「秘密」という言葉。
前までだったら、自由に出入りできていた部屋も最近は鍵が掛かってる部屋が多く、聞いてみれば、「秘密」と楽しいそうに言っていた。
詳しく聞こうとしても答えてくれず、最近モヤモヤしてばかりだ。


