「おお、そうだな。山岸に怒られちまう。

あいつなぜか俺にだけ厳しいんだよな。。」

ちょっと引きつった笑顔を浮かべた信之は、

カバンを持って、トボトボと教室を出て行った。

と思ったら、戻ってきて、

「そうだ、お前もなんか部活入れよな。

運動神経そこそこいいんだから!

卓球部でも全然いいんだからな!」

そう言って、走り去って行った。

そう言われても、

部活に入ったらアニメ鑑賞とゲームをする時間が減っちゃうからな。

まあ考えとくか。入らないけどな。