俺の部屋の台所の窓が開いていて、

トントントンって小気味いい包丁の音が聞こえ、

美味しそうな匂いがする。

「ど、泥棒かっ!?

いや、料理する泥棒なんているわけないし、

母さんが帰ってきたのか?

いや、そんな連絡来てないし。

姉ちゃんがここに来るわけない。。」

恐る恐る家の前まで行き、ドアノブに手をかける。

ドアは、開いてない!?

ここ人の家か!?

いや、遠藤って書いてある。

ポケットからカギを取り出し、

恐る恐る鍵を開けてドアノブを回す。

ドアを開けると、そこには!