『Billion Love』～17回目のプロポーズは断ることが出来ない？！　蓮条／著 | 野いちご

『Billion Love』～17回目のプロポーズは断ることが出来ない？！

恋愛(ピュア)

完

105

蓮条／著

作品番号: 1688606

最終更新: 2023/02/01

総文字数: 31,990

ページ数: 47ページ

ステータス: 完結

PV数: 82,526

いいね数: 105

※この作品は11年間を遡った所からスタートします
※11年分を短編にしてますので、予めご了承下さい

「お前、好きな奴いんの？」

20年以上の付き合いで、初めて聞かれた

「いいか、よく聞け」
「………何？」
「今年で最後にするからな」
「そうなんだ」
「何だ、その言い方」

元旦早々宣言した彼は
別人に思えるほど真剣な表情で…

＊＊＊

11歳の誕生日から毎年プロポーズする幼なじみ
プロのモトクロスライダーとして天才的な技術と
甘いマスクが絶大な人気でファンクラブまである

全日本選手権 10連覇中
世界ランキング２位

Dream Star Racing Team 所属
プロモトクロスライダー
真宮　翔　27歳

×

小さな食堂を経営
東野　凜　26歳

母子家庭で育ち、何事にも消極的

母が残してくれた食堂を
必死に切り盛りしている頑張り屋

何をするにも注目を浴びる幼なじみの翔を
いつも陰ながら応援し、密かに恋心を抱いている

＊＊＊

毎年誕生日に言われる『結婚しよう』
おちゃらけて言うから冗談だと思ってたのに

「お前、何回目だと思ってんだよっ」
「……17回目でしょ」
「いい加減、俺の気持ちに気付けよッ」

17年目にして初めて本気なんだと気付く

＊＊＊

※この作品はフィクションです

copyright（C）蓮条

連載開始　2023.01.27
連載完結　2023.02.01

第5回ベリーズカフェ短編小説コンテスト
「職業ヒーロー」エントリー作品

※この作品は短編です
長編をご希望の方へはお勧めできません

あらすじ: 自宅がバイク専門店の幼なじみの翔は、父の影響で幼い頃からモトクロス選手として活躍し、10年連続日本王者として君臨。現在プロライダーとして世界を舞台に活躍している。
そんな彼は、毎年幼なじみの凛の誕生日にプロポーズをする。それも今年で17回目。
絶大な人気を誇る翔をファンの一人として見守っている凜は、プロポーズを冗談だと思って断り続けていた。けれど、今年の彼は、何か雰囲気が違うような……？