「水瀬 麗央です」

純恋「さっき、聞いてたよー?れーくんって呼んでいい?」

れ、れーくん…?

純壱「純恋、麗央が困ってるだろ?」

あっ、誤解…。

ここまで、良くしてもらってるからこのままじゃダメだよね…。

「ち、違います!」

みんなが一斉に、こっちを見る。

うぅ、迫力がすごい…っ。

でも、ご、誤解は解かないと…!

「ぼ、僕…こ、困ってないです…!ただ、こんな僕でも話しかけてくれる女の子がいて、びっくりしたんです!」

悲しいことに女の子に話しかけられることまったくなくて‥‥

純恋「あら!そうなの⁉︎れーくん、こんなにかっこいいのに…!」

…えっ?

僕がかっこいい⁇

「す、純恋さん、眼科に行った方が…」

雄司「あははっ!純恋〜眼科行けや!だってよ〜」

純恋「雄司うるさい!それと!れーくん‼︎本当にイケメンだからね⁉︎」

え、あ、えっと…

「あ、ありがとうございます…?」