次の日学校に行くとやけにさわがしい




なんなんだ一体




そう思いながら席につくといきなり話しかけられた





「なぁ」




『え、玲音さんが話しかけた 』




『 2人って知り合いなの!!?』




なーんでこんなさわがれてんだ?




「なに?」





えーなにこのイケメン、顔整いすぎじゃない?





てかなんでみんなびっくりしてんの?





「俺、久我谷 玲音レオン」





「ん?うん」






なんで急に自己紹介?




「やっぱり俺だと知らずに助けたのか」





なにをボソボソ言ってるんだこの男は





「えっと、だからなに?」




「キズだらけだったからわからないか?」




うんん?あ、もしかして




「もしかして昨日の不良少年..,??」




なんか不良って、つぶやいて複雑な顔してるけど




「ああそうだ、昨日はありがとうお前がいなかったら死んでいた」




「そんな、大袈裟だよ傷が残らなくてよかった」





久我谷はふっと笑って不思議そうな顔をした





「そーいえば、お前の名前は?」





「私は、織本葉瑠」





「葉瑠、よろしくな」





「うん、よろしく久我谷」




『 自己紹介してるから、初めてあったんじゃないの??えー玲音さんと喋れるなんて羨ましい、!』





まじでうるさいこの女たち





「なんで俺の事苗字で呼ぶの?名前で呼んでよ」




なんで?まあいいか





「ん、わかった」





ていうかこの人なにものなの?





女は騒いでるし男はみんなびびってるし