はぁこれ以上めんどうごとをふやさないでほしい




「ひ、ひめってなんですか??」




「え?姫知らないの?もしかして雷輝も知らない?」



「え、あはい、すいません」



「あははっ君珍しいね、ますます気にいったよ」



おいおい気に入らないでくれ




「まあ、いくぞとりあえず」




ナイスりく!もうこの裕也とかいうばかどっかにいかせてくれ



「はーい、じゃーね瑠梨ちゃん」




「ば、ばいばい」




はぁぁぁぁ心底めんどくさい




そんな感じで何とか今日は乗りきった




そこからバイトにいって今家に帰ってきたんだけど





「あなた今何時だと思ってるの、とっくに門限すぎてるじゃないっっ」




え?あんたがお小遣いくれないからわざわざバイトまでいって稼いでんだわ



めんどくさいし謝っとこ


「すいません」





すると突然ドアが開いた




ガチャ





「んー、どーしたの?お母さん」





「あら、瑠梨起きちゃったの?葉瑠が門限すぎてたのよっ」





「えぇ、だめだよお姉ちゃん!お母さん困らしちゃ!!お仕事で疲れてるんだからっ」




「瑠梨はいいこねぇ」





は?財閥もバイトもして疲れてるのはあたしなんだけど、ふざけんなよ




そんなこともいえないしなぁ




「うん、瑠梨もはやくねな」




「はーい!おやすみ」





はぁ、やっといったか




「財閥うまくやってるんでしょうねえ?」





「はい、今回も売上はよかったです」





「ならいいけど、私のことをお母さんだなんて呼ばないで」




ひどいなぁ、まあもう慣れたかな





「はい」




あ。そういえばバイト帰りのあの子大丈夫かな