死んでしまったあなたと、死ぬはずだった私のバレンタイン

「気にしないで下さい!……あ、そういえばっ!」

えりちゃんがカバンから紙袋を取り出す。

「これ、バレンタインのプレゼントです!」

「俺に……?」

「もちろんです!快斗くん以外に誰がいるんですか?」

「いや、だって……」

さっきまで盛大に誤解していたからもらうのが申し訳なくなる。

「快斗くんのために選んだんです!もらってください」