桜の花びらが舞い散る街の朝、黒髪少女の桜は衝撃的な告白をされていた

「なあ、俺と付き合ってくれ、昔から好きだったんだ」
「えええええええええええ!?!?」

目の前には金髪のこの学校でチャラ男といわれる人物。彼女が絶えない彼がなぜか私に告白をしてきた

「俺じゃ、、、ダメ?、、、、?」

止めて止めて!!子犬みたいな目で見つめないでください!!このチャラ男が!!確かこの人は噂で彼女が絶えないと言われているプレイボーイ!!

「いや、、えっと。。。。。。あの、、、」

「じゃあ保留ってことね⭐よし!アプローチしなくちゃー!」

はい?、、、、
このように私は彼によって無理やり告白を保留にされたのだった。
本人の前でアプローチしなくちゃって言うんだね、、、そして何故私を好きになった、、?

一一一一
5分前にさかのぼる
一一一一
私はトイレに行ってから手を拭いて。手を拭きながら教室へ向かった。
それと手に持っていたはずのハンカチを幸運か不運か落としてしまった。
「あ!」
すると彼が即座にハンカチが床につくまでに拾ってくれた
このまま返してくれるのかと思えば私の手を引っ張り。校舎裏に連れて行った
あの時の女子の視線はとても痛かった。
そして校舎裏で告白され今に至るということだ


「いや、、えっと、あの、、、、」
「連絡先交換しよう。MINEやってる?」
「あ!やってます。チャットができるアプリですよね。」
「俺のコードは、、、」
彼は何かをメモに書き込むと。そのメモをどこから出したか分からないテープで私のスマホに貼り付けた。
「もうすぐチャイム鳴るから行くぞー?」

完全にあいつのペースに乗ってしまった私、私はぼーっとしていて10秒近く彼のした事に気づいていなかった
そう、彼の顔がこちらに迫ってきたかと思えば。急に離れたのだ
そして10秒ぐらいぼーっとしていると私はあることに気づいた。
ファーストキスとられたんですけどーー!!!???

「愛してるから。絶対手に入れてみせる」



さっきのチャラ男はどこに行った!?





、、、、



「冗談は!!やめて!!!!」
「やっぱりお前面白いな。。じゃあ今日一緒に帰ろうぜ?」

断ろうと思うと彼はすぐに姿を消していた





「私のファーストキスが〜!!!!!!ていうか何でキスしたの、、、え?、、、、」

今頃私の顔がゆでダコぐらい赤くなっているだろう。だってこれが初めてのキスなのだから。

「初めてのキスは好きな人とするって決めてたのに!!」

この頃の私は知らない

それが、、、



私はあの後すぐに教室へ走った。ゆでダコみたいになった顔はいつも通りの色になり、バレることはないだろう

そう思っていたのだが


「桜!!先輩に告白してもらったんでしょ!?あのチャラ男のさ!!」

なぜか噂が広まっていたのだ