目が覚めると、真っ白な天井が見えた。

ここは……。

「磯田さん!目が覚めたんだ!よかった……」

私の視界に心配したような顔の伊藤くんが入ってきた。

伊藤くん……。

体を起こすとここは病室で、周りには伊藤くんしかいないことがわかった。

あ、圭介さんに伝えないと!と言って伊藤くんは出ていく。

そう言えば私、ジェットコースターに乗ったあとに気分が悪くなって……。