「明日から夏休みだー!」
無事、中間テストも期末テストも終わって夏休みがとうとう明日という所まで近づいてきた。
「磯田さんのおかげで成績も良かったし、親に怒られなかったし、マジでサイコー!」
「ふふっ、それは良かった」
伊藤くんの役に立てて私も嬉しい……!
「はーるーか!せっかくだから夏休み遊びに行こうよ!」
ひまりちゃんが職員室から戻ってきて、そう言いながら私に飛び乗ってくる。
遊び……っ。
「行く!行きたい!」
友達に遊びに誘われたことが嬉しくて、私は思わず前のめりになりながらそう返す。
「よしっ、決まりだね」
「なあなあ、俺も行っていい?」
「できれば俺も……」
伊藤くんとそばにいたとしくんも乗り気で、私たちは四人でお出かけすることになった。
* * *
伊藤くんの連絡先、もらっちゃった……。
ひまりちゃんとは交換していたけど、伊藤くんととしくんとは交換していなかったから、いざという時のため、代表で伊藤くんと連絡先を交換した。
そういえばあの時としくん、伊藤くんのこと睨んでたけどどうしてだったんだろう……?
ピロリンッ
「わっ」
持っていたスマホが突然鳴って、ぼーっとしていた私は、びっくりしてスマホを落としてしまった。
慌ててスマホを拾って、画面を確認する。
よ、良かった……割れてない。
あっ……伊藤くんからだっ!
『遊びに行く場所は男子組で決めてもいい?』
無事、中間テストも期末テストも終わって夏休みがとうとう明日という所まで近づいてきた。
「磯田さんのおかげで成績も良かったし、親に怒られなかったし、マジでサイコー!」
「ふふっ、それは良かった」
伊藤くんの役に立てて私も嬉しい……!
「はーるーか!せっかくだから夏休み遊びに行こうよ!」
ひまりちゃんが職員室から戻ってきて、そう言いながら私に飛び乗ってくる。
遊び……っ。
「行く!行きたい!」
友達に遊びに誘われたことが嬉しくて、私は思わず前のめりになりながらそう返す。
「よしっ、決まりだね」
「なあなあ、俺も行っていい?」
「できれば俺も……」
伊藤くんとそばにいたとしくんも乗り気で、私たちは四人でお出かけすることになった。
* * *
伊藤くんの連絡先、もらっちゃった……。
ひまりちゃんとは交換していたけど、伊藤くんととしくんとは交換していなかったから、いざという時のため、代表で伊藤くんと連絡先を交換した。
そういえばあの時としくん、伊藤くんのこと睨んでたけどどうしてだったんだろう……?
ピロリンッ
「わっ」
持っていたスマホが突然鳴って、ぼーっとしていた私は、びっくりしてスマホを落としてしまった。
慌ててスマホを拾って、画面を確認する。
よ、良かった……割れてない。
あっ……伊藤くんからだっ!
『遊びに行く場所は男子組で決めてもいい?』



