「お触りって……どこ?」

「え、ちょっと待って」


私の顔を隠すように、ゆうくんの大きな手に覆われて。


「わっ……!」

思わずその手を掴んだ。



「無防備にも程がある」


あたしの視界をふさぐ大きな手のせいでゆうくんが見えない。


「だ、ダメなの……?」


グッと両手で掴んで指の間から覗かせると、視線を逸らして頭をガシガシと掻くゆうくんがいて。


「いや……いいよ。今日だけなら」


なんて言ってくれるもんだから、嬉しくてゆうくんに飛びついた。


「わっ」

「えへへ、ありがとう。ゆうくん」