「ひま〜バーベキューぶり〜」


朝、自席に座ってると、あっちゃんに肩を叩かれた。


「おはよーって、あれ?あっちゃん日に焼けた??」


気のせいかと思ってジーッと見つめるんだけど、なんだか少し黒くなってる気がする。



「遊びまくっちゃった〜」


てへへと笑うあっちゃんは私の前の席に座った。



「まだあの幼なじみの家にいるの?」

「んーん。今は私の家にいるよ」


「でも、」って言おうとして口を閉じた。


そう言えば、ゆうくんと付き合い始めたこと言ってない。

だからあっちゃんに、ゆうくんと付き合い始めたことと昨日デートしたこと、そしてまた1週間後にゆうくん家にお泊りすることを話した。



「え〜!!おめでと〜♡」


満面の笑みで嬉しそうに祝福してくれるあっちゃんに、ちょっぴり照れてしまう。