「そのときは絶対教えてね?」

「はは。わかったわかった」

どこか子供扱いされてる気がして、プクッと頬を膨らませる。



「ほんとこの子ったら、昔から祐介くん大好きなんだから」


お母さんの“大好き”と言う言葉に過剰に反応して、私の顔がボボッと赤くなる。


お母さんの言う“好き”はlikeの方。

だけど今の私はloveの方だもん。


わかってても、そんなこと言われると恥ずかしくて顔から火が出そう。



そんな私をお母さんは見逃さなかった。

「あら?」

私の顔を覗き込むようにして見てくるから、ソレから逃げるように思わずお母さんの背中を押して外に誘導させる。


「ほ、ほら!もう帰んなきゃ……!」

「ちょっと陽葵!?押さないで!」


どうやらゆうくんにもバレてるようで。

小さく笑う姿に、もう恥ずかしくて涙が出そう。