推しが現実世界に?!  ーバレンタインに告白を

もう、結瑠には会えないけど、もしかしたらいつか会えるかもって思って、


ーーー………


「そうだったんだ…ごめん…全然覚えてない」


碧くんと同じ中学だったとは…


そして、あの告白現場を見られてたとは…!

恥ずかしい!!


「いいよ、覚えてなくて、てか、覚えてなくてよかった。あの時の僕は僕じゃないからね」

……


「ねぇー結瑠。このチョコ食べていい?」

急に話を変えた碧くん。


「う、うん。お口に合うか…」


そして、碧くんは生チョコを口に入れた。



「んー。美味しい!」

「本当?!よかったー」


よかった本当に…

碧くんに喜んでもらえて…


なんて、1人でホッとしてると、

「結瑠〜」

と、碧くんに呼ばれて碧くんの方を見ると