推しが現実世界に?!  ーバレンタインに告白を

「………」


碧くんは無言だった。

すると、碧くんに手を引かれ、"碧くんの家"に入れられた。


へぇっ!


急なことすぎて頭が追いつけてない。


碧くん家のげんかんにて、「本当…?」と、聞かれたから。


コクッ私は頷いた。


「マジで?!嬉しい!」

と、ぎゅっと碧くんにぎゅっとされた。


「えっ…」

私は思わず碧くんの顔を見るように顔を上げた。


「その上目遣いやばい…」

あれっ?

碧くんキャラ変わりました?


「俺も、結瑠のこと好き。」


"俺も結瑠のこと好き"…


えっ!


「ほ、本当に?」

私もさっきの碧くんのような返しをしてしまった。