「ゆる!バレンタインのチョコ作るの手伝って!」


両手を合わせてバンとするリナ


「え〜。私今年あげる人いな……「いるでしょ!かみ…んっ」


私はとっさに手に持っていたお菓子をリナの口に入れた。


「声大きい!そして、あげない……」


「もー。あげないと損するよ、私あの中2以来ゆるが恋の話さてかなかったから、また、話してくれて嬉しかったんだよ?」


まぁ、確かに…

あの、告白を断られてからはリナに恋の話とかはしたことがなかった。


いつもアニメの話をしていて「もう、その話やだー!」と言われたこともあった。


「あげてみよっ、今のゆる一歩の勇気が必要だよ」


……

あげてみる?

碧くんに?


あって一ヶ月とかの仲だよ…


毎日一緒に夕飯食べてたまにはゲームをして、


確かに、碧くんといた時間はすごい楽しかった。