あなたに出会わなければよかった

希はこの感覚がなんだったのか考えていると、
彩から一通のメールが。
「終わったよ、いまどこにいるの？」

今、自分がいる場所が、わからなくて困っていた時


私の肩を誰かが叩いた。恐る恐る後ろを振り返ると・・・

さっきの男の子だった。さっきとは違って眼鏡とマスクをしている。
「入り口はもう少し、まっすぐ歩いたら着くから」
と言って、また迷子にならないように入り口の近くまで案内してくれた。

するとそこには、彩がいた。
「もう！なにしてたの！」

「ごめんごめん、ちょっと迷子に、、」
希はさっきの男の子にお礼を言おうの後ろを振り返ると、もう居なくなっていた。

「まあいいや、もう開園時間だから席座ろ！」

彩と無事に合流することができ、一緒に中に入った。



優しい男の子だったなぁ。。。お礼が言えなくて残念だったな〜。