死んでしまったあなたと、死ぬはずだった私の一年間

「ううん!なんでもないの。……じゃあ私、いくね」

「待って!」

快斗くんを探しに行こうとした私の腕を牧野くんが掴んで離さない。

「ごめん牧野くん、私今急いでて……」

「俺、安斎が好きだ」

……っ。

突然の告白に驚いて振り返ると、牧野くんはとても辛そうな表情をしていた。

「……でも、好きな奴がいるんだろ?」