死んでしまったあなたと、死ぬはずだった私の一年間

「でも……」

「快斗くん、こっち」

快斗くんの手を引っ張って誰もいない場所に移動すると、快斗くんは

顔を真っ赤にして微笑んでいた。

「……ありがとう、えりちゃん……」

「ど、どういたしまして……?」

とっさに手を掴んでしまっていたことに気がついて、私の顔も熱くなる。

「……安斎?」