死んでしまったあなたと、死ぬはずだった私の一年間

その光に見惚れていると、少し離れたところからヒソヒソと囁かれているのに

気がついた。

「ねえ、あの子一人で喋ってるよ……」

「大丈夫かな……?」

そっか……周りの人には快斗くんの姿が見えないんだった……。

私にははっきり見えるから、周りには見えないことをつい忘れてしまう。

快斗くんにも聞こえていたのか、悲しそうに目線を下げてしまった。

「快斗くん、私は大丈夫だよ?」