死んでしまったあなたと、死ぬはずだった私の一年間

「……っ……それでも私は少しでも快斗くんの彼女である時間が欲しい。そう思うのはダメなことなの?」

「……えりちゃんは、途中で俺がいなくなっても悲しまない?」

「悲しまないとは言い切れないけど、少しでもたくさんの思い出を作りたい」

「そっか……」

さっきまでの快斗くんの笑顔が消えているから、私の言葉がしっかり快斗くんに届いていることを願う。

「……えりちゃん、俺と付き合ってくれる?」

「……っ!うんっ……!ありがとうっ、快斗くんっ!」

「ちょ、ちょっと?なんで泣いてるの?」