死んでしまったあなたと、死ぬはずだった私の一年間

「……ありがとう……ございます……」

そのあと、私のお父さんと快斗さんのお父さんも到着した。

私たちは、快斗さんのお葬式のことを話し合ってその日は解散した。

                        ***

私は家に着くとすぐ部屋に入ってベットに潜り込む。

「えり、晩御飯どうする……?」

「ごめんなさい、お腹すいてない……」

「そう……おにぎり置いておくから、お腹が空いたらいつでも食べてね?」