死んでしまったあなたと、死ぬはずだった私の一年間

「心配しなくて大丈夫だよ。私は元気だし」

「それでも、心配だよ!」

力強くそう言う天沢くんに、頼もしさを感じる反面、どうして?と言う疑問が湧いてきた。

「それほど親しかったわけじゃないのに、どうして?」

「それは……昔、霊に深入りしすぎて死んでしまった人を何人も見てきたから」

え……?

「霊は死んでいるから生きている人間と関わることはできないと思って、霊が生きてる人を

殺したこともあるし、逆に霊のいるところに行こうと自殺してしまった人も見た」