死んでしまったあなたと、死ぬはずだった私の一年間

「話したいことが、あるんだ」

真剣な表情で天沢くんがそう言うから、断るに断れなかった。




「で、話って?」

桜が完全に散って、緑の葉っぱが生えてきた両側にある並木の下を歩きながら少し後ろを歩いている

天沢くんにそう聞く。

「……言うか悩んだんだけど、安齋さんの近くに霊の気配がするんだ」

それって、快斗くんのこと⁉︎