死んでしまったあなたと、死ぬはずだった私の一年間

快斗くんが私に向かって手を伸ばす。

でも……。

「さわれないんだ……」

「さわれないね……」

私が触れるなら快斗くんも触れると思ったのにな……。

快斗くんも思ったよりショックを受けているみたい。

私に触れようとした手が行き場に困っている。

私はその手を握りしめた。