死んでしまったあなたと、死ぬはずだった私の一年間

「安斎……大丈夫?」

「……牧野くん。大丈夫だよ」

声をかけてくれたのは学級委員の牧野康平《まきのこうへい》くんだった。

「そっか、よかった……。安斎が事故にあったって聞いて心配で心配で……」

「ありがとう、心配してくれて」

私がそう微笑み返すと、牧野くんは少し顔が赤くなったけどすぐに元に戻った。

その後も、いろんな人たちが声をかけてくれて、みんなの優しさを実感できた。

本当に、優しすぎる……。