何をするでもなく、部屋のベットに腰掛けたままボーッとしていた時、声が聞こえた。
「————-えりちゃん、えりちゃん——————」
気のせいかな……?
その声を無視して、またボーッとする。
「えりちゃん、あれ、聞こえてない?聞こえてるよね?」
また、声がした。
気のせいじゃ、ない……?
それに、心なしか、私を助けてくれた人の声に似ている気がする。
「————-えりちゃん、えりちゃん——————」
気のせいかな……?
その声を無視して、またボーッとする。
「えりちゃん、あれ、聞こえてない?聞こえてるよね?」
また、声がした。
気のせいじゃ、ない……?
それに、心なしか、私を助けてくれた人の声に似ている気がする。



