死んでしまったあなたと、死ぬはずだった私の一年間

「そうなの?」

隣で嬉しそうに海を眺めている快斗くんにそう聞く。

「うん。近くに海がないからなかなか行こうとしなかったんだ。……それに、泳げないし」

恥ずかしそうにそう言う快斗くん少し驚きながらも、砂浜で遊ぶことを提案する。

昨日は快斗くんがまだ本調子じゃなかったから、あの後すぐにご飯を食べて眠った。

今日はおじさんが海で遊ぶことをおすすめしてくれて、おじさんいわく穴場の海岸に来ている。