死んでしまったあなたと、死ぬはずだった私の一年間

あっ!

「えり〜、久しぶりだな!」

「おじさんっ、久しぶり!」

黒の海パンに、タンクトップといういつも通りのおじさんの格好に少し安心

しながらおじさんに駆け寄る。

「大きくなったな。お母さん元気か?」

「うんっ!来れなくて残念がってたよ」

「そうか。次は一緒に来れるといいな」

ニカっと笑ってそう言ってくれるおじさん。

私はおじさんのこの笑顔が大好き。

「そっちの子は……」

おじさんが快斗くんに視線を向けて、快斗くんはスッと背筋を伸ばす。

「カイって言います。訳あってえりちゃんの家に居候させてもらってて———」

「私の彼氏っ!」

快斗くんが言い終わる前に言葉を遮ってそう紹介する。

せっかく快斗くんの姿が見えるんだから、紹介したっていいよねっ。