死んでしまったあなたと、死ぬはずだった私の一年間

それから快斗くんは、驚きで動けない私に変わって、牧野くんに

さよならを言い、建物の外まで私を引っ張って行く。

「快斗くん、その体……どうして……」

「ふふっ、すごいでしょ?死神ちゃんからのプレゼント」

そう言ってぴょんぴょん跳ねたり、私の手を握ったりして見せて、人間の体だと

いうことを私に認識させた。

死神ってこんなことまでできるんだ……。

と、なかなか状況が飲み込めなくて関係ないことを考えてしまう。

「これで沢山デートできるね」

ニコニコと嬉しそうに笑う快斗くん。