死んでしまったあなたと、死ぬはずだった私の一年間

「……それ、本当にしてくれるの?」

「はい」

「怒られないの?」

「そこは問題ありません。私は生きているのでどうにでもなります」

「……そっ、か……じゃあ、頼んでも、いいかな?」

「はい。……彼女さんといっぱい思い出作ってくださいね」

死神ちゃんの笑顔が見えたと同時に、俺の体は重く、暖かくなっていく。

「えりちゃんは俺の彼女だから、その手離してもらっていい?」