さぁ、どうするか 今回は叫んでいるわけもなく、暴れているわけでもなくおとなしい ただ怯えている… 呼吸を苦しそうにしながら… まず声かけようかな 「岩本?」 「ハアハアハアハアハア……だれ………」 消え入りそうな声でそう呟いた 「俺だよ…… 分かる…?」 「ハアハアハアハアハア………しも……やま……ハアハアハアハア………せんせ……ハアハアハアハア…」 良かった… 俺のこと分かってるみたい… 「そうだよ もう大丈夫だからな」 そういって俺は岩本を抱きしめた