しかし俺の腕の中からは出ようとはしなかった 「眠くなったら寝ちゃってもいいからね!」 そう言って俺は岩本のことを抱きしめ続けた 俺のせいで感情を閉じ込めてしまったはずなのに俺を頼ってくれるのがすごい嬉しい! そして物凄く愛おしい… 岩本、大丈夫だからね 俺は絶対岩本を助けるから! 元に戻すから! 俺は改めてそう決心した 結局あれから岩本は離れようとも暴れようともすることがなくずっと俺の腕の中にいた